豊富な事例数施工事例

佐倉市 I様邸

コンセプト

お子さんを大事に、学校の目の前の住宅地。教育を重視し、土地選びをしました。奥様の気に入ったと言うヤマハのキッチン。家族団らんの雰囲気を生かしながらの明るい住まい造りを考えています。

データ

構造 在来木造2階建
外断熱HBS工法
こだわり
ポイント
学校の正門の前に位置する敷地でも、一段高い立地でプライバシーが守られ、日当たりの良い明るいリビングを確保。

家ができるまで

    お客さまの家への思いに応える

    地鎮祭を催行するたびに、お客さまの住まいに対する期待と夢の実現への大きな期待が伝わってきます。今回のお客さまも、家族との楽しい団欒の場を作りたいという気持ちを一番に思い、また学校に近く教育を重視した住まい造りをすすめて来たと思います。これに応えられるように、これからの住まい造りを進めて参ります。

    擁壁工事

    擁壁工事

    建設前
    高台にある見晴らしの良い立地条件

    地縄
    建物の位置を確認します。

    地鎮祭の準備

    地鎮祭
    秋晴れの気持ちの良い日でした。

    地鎮祭
    お客さまとともに、実際の工事への第一歩

    地鎮祭

    地盤改良の必要性

    地盤改良は、土地によって必要の有無は変わっていきます。
    その土地が昔からどのように利用されていたか、例えば竹林、農地、水田、山林、工業用地などによって、随分状態が異なります。
    そのため、地盤調査の結果により、必要な場合は地盤改良を行います。
    どの様な状態にあっても、建てたお住まいに安心して生活をしていただくためです。
    予想外の出費になってしまう場合もありますが。

    地盤改良の準備
    高台のため、杭打ち機械をクレーンで吊り上げます。

    地盤改良

    地盤改良

    地盤改良

    地盤改良

    地盤改良
    日本住宅保証検査機構(JIO)スタッフによる検査

    地盤改良
    JIOスタッフによる検査

    JIOによる検査

    検査機構は色々ありますが、今回は日本住宅保証検査機構(JIO)に依頼し、実施しています。
    検査を実施することは、お客さまにとって「安全」「品質」などの面でひとつの目安になりますし、我々施工者にとっても、お客さまに安心していただくひとつのデータを提示することができますし、お互いの信頼関係を築くうえでもメリットがあります。現在の業界はあまりにも「偽」に値する問題が多すぎます。
    工事を担当する業者がもっと、真剣に取り組んでいけば、第三者検査機構などというものは必要ないと思いますが、いかがなものでしょうかね。
    JIOホームページ
    http://www.jio-kensa.co.jp/index.html

    地盤補強
    柱状杭の地盤補強工事

    地盤補強

    遣り方(やりかた)
    位置確認と、高さの設定。

    遣り方

    基礎工事(割栗)
    「大きな石を隙間なく」敷き詰めます。

    アリダンシート敷設

    基礎工事(配筋)
    アリダンシートの上から配筋を。

    基礎工事(配筋)

    基礎工事(配筋)
    配筋の寸法も設計どおりに。確認です。

    基礎工事(配筋)

    基礎工事(配筋)

    基礎工事(配筋)
    排水管は既に設置されています。

    基礎工事(配筋)
    JIOによる検査。

    立上り型枠・基礎

    立ち上がり基礎とは、地盤改良した後にグリ石などを敷き詰めて耐圧盤(ベタ基礎)を造り、その上に部屋の間取りに合わせて基礎を造っていきます。高耐久住宅の基準は「GL+400」と決められていますので、その基準をクリアーしなければなりません。そして、基礎と土台(建物)を繋ぐ金物を数多く設置していく大事な工程になっています。

    基礎工事(立上り型枠)
    立上り基礎のための準備。

    基礎工事(立上り型枠)

    基礎工事(立上り型枠)
    型枠の中にコンクリートを流します。

    基礎工事(立上り基礎)
    型枠を外すと綺麗なコンクリートの地肌が見えました。

    基礎工事(立上り基礎)

    基礎工事(立上り基礎)

    上棟
    立上り基礎の完成後、木工事に移ります。

    上棟
    コンクリートと木の接合をここでしっかり行います。

    上棟
    緑色のものは土台気密シート

    上棟

    上棟

    上棟

    上棟式

    上棟式
    お神酒でお清めをします。

    上棟式 

    屋根工事

    家の構造の外枠ともいえる上棟の後に、まず取り掛かるのが屋根工事。なぜ屋根工事から取り掛かるのか。ちょっと考えれば誰にでもわかる、とてもシンプルな理由からです。家の大切な構造部分を雨風にさらすのをなるべく短期間におさえられるよう、まず屋根で蓋をするわけです。
    屋根には、湿気に強い、ポリエスチレン断熱材を使用します。
    これから出てくる、壁の断熱材は、性能を重視した、ネオマフォーム断熱材と、用途、場所に応じた使い分けをしています。
    このような点も、外断熱へのこだわりのひとつなのです。

    屋根下地工事
    上棟後は、雨から家を守るため、まず屋根の施工を。

    屋根下地工事

    屋根下地
    地上から見てみる。

    構造

    構造

    構造
    太い梁としっかり金具で固定された柱。

    屋根断熱工事
    垂木の間に断熱材を隙間無く屋根に敷き詰めます。

    屋根断熱工事

    屋根下地

    屋根の下地工事は、上棟後すぐに取り掛かりますが、通常の住宅では、屋根垂木を取り付け、屋根野地、ルーフィングを張ってすぐに屋根材を施しますが、外断熱は、ルーフィングを張る前に、気密シートや断熱材を施し、もう一度屋根垂木を取り付けて、さらにもう一度屋根下地を造ります。そのために工期が長くなってしまうことがありますが、住んでみて納得のいく工法です。

    屋根下地工事
    前日深夜から初雪が舞った日でした。

    屋根下地工事
    断熱、気密シートの貼付等の工事後、再度下地工事

    屋根下地工事
    派風板取り付け

    屋根下地工事
    瓦を設置するための瓦桟が完成。

    屋根下地工事
    軒下通気層

    屋根下地工事 
    軒下

    プラ束
    縁の下の力持ち。1m感覚で配置。

    基礎断熱

    外断熱と言っても基礎の部分は内側に断熱材を施します。
    立ち上がりの基礎は高さいっぱいまで、耐圧板(ベタ基礎)は外部の部分から
    500mm、まで、湿気に強いポリスチレン3種の断熱材、前記にもあったように
    場所を考えた使い分けです。

    瓦工事
    やっと屋根最後の工程へ!

    瓦工事
    瓦桟に一枚一枚丁寧に瓦を固定していきます。

    瓦工事

    内部からの屋根下地

    屋根の通気層とねじれ金物
    屋根垂木を一本ずつ構造材に止める。

    外部下地
    外部サッシをはめ込む為の下地

    床下基礎断熱

    床下
    全ての外部に面する基礎を断熱

    サッシ

    サッシ、つまり窓の設置は、外観のアクセントになり、設置場所ひとつとっても、随分印象が変わってくるものです。でも、それよりも家に住んでいる人にとって、とても大切な役割を担っています。
    外の空気や光を取り込むといった実用的側面はもちろん、光を取り込む場所、数によって家の雰囲気が変わります。実はこれらの要素は、人間の心身にとても大きく影響してくるものです。
    今回のサッシはお客様の性能に対する要望を組み入れて、オール樹脂のシャノンのサッシを取り入れました。
    多くのイザットハウスの建物はこのサッシを標準として使用しています。メリットとして
    アルミに比べて、熱伝導率が低く、断熱効果に最も有効と言う点からです。

    床下補強

    屋根瓦工事完成
    茶色ベースで色に変化をつけることで、
    洋風かつモダンな印象の屋根になります。

    屋根瓦工事完成

    屋根瓦工事完成

    屋根瓦工事完成

    屋根瓦工事完成

    サッシ取付工事
    壁工事の前の早い段階で取り付けます。

    サッシ取付工事
    サッシは大きさも、形も位置も、家によって様々。

    サッシ取付工事

    サッシ取付工事

    サッシ取付工事

    サッシ取付工事

    気密テスト&ベランダ防水

    結果は0.23cm/㎡。かなりの高気密だと、自信を持って言えます。
    このように数字を表示すると、あれ、うちのテストでは0.3だったけれど、大丈夫かしら、と誤差を気にされるお客さまもいらっしゃるかもしれません。気密は、間取り
    や使用するサッシなどの諸条件で異なってきますが、常にC値は、0.5以下を目指しています。
    ベランダの防水は、非常に気を使います。特に雨漏れの原因になることの多い部分ということを熟知しているだけに、一番といっても良いくらい、気を使う部分です。いつまでも快適に、楽しい気持ちで住んでいただくために。

    断熱工事
    和室も、もちろん断熱します。

    内部断熱工事
    断熱材の上にオレンジの気密シートを貼付した状態。

    ベランダ工事
    第一段階の木工事の状態。

    ベランダ工事

    ベランダ工事
    防水工事は実は繊細な工程です。

    ベランダ工事

    ベランダ工事
    特注にてR型のベランダを施工しています。

    ベランダ工事
    Rの型を造った巧みの技をご覧ください。

    ベランダ防水工事
    床だけではなく縦のラインも忘れずに。

    ベランダ防水工事
    縦のグレーの筋も、防水のための施工です。

    内部構造

    内部天井補強工事

    気密テスト
    結果は良好!

    特注のR型ベランダ

    今、計画中のお客さまでも、R型のバルコニーを希望しているお客さまがいらっしゃいますが、なかなか規格品がなく、特注となってしまうことから、金額が上がってしまい、予算的な部分で苦労しています。しかし、メーカーの方の説明では、Rの形、巾、Rの角度が、それぞれ違ってくるため、規格品は作りづらいといことですが、私の考えは、取り合えずR形を何パターンか作っておいて、それに建物を合わせるという考え方が出来ないものかと思ってしまいます。とはいえやはり、メーカー側の考え方、製作工程の問題があるのでしょうか。 もし、規格品のような金額で、R型の手摺が出来れば、需要は結構あると思いますけどね。メーカーさん、頭のネジを一本はずしてみたら。失礼しました。

    換気ダクト設置工事
    換気は、「24時間」に加え、キッチンフードでは
    同時給排気型を使用しています。

    換気ダクト設置工事

    天井下地
    換気ダクトや配線、梁などはこれで見納め。

    床工事
    2F床下地の上に防音マットを敷きこみ
    その上に床材と、3重貼りになっています。

    ベランダ工事
    見難いと思いますが、ベランダの角をR型にして
    外壁の下地を作った状態。非常に気を使います。

    断熱工事
    外側の断熱工事が終了。ダクトなどは丸いので、
    必ず発泡ウレタンで隙間を埋めます。

    ラスカット

    I様邸は、サイディングではなく、モルタルの外壁(ジョリパット)を選択されました。
    モルタルの外壁には、サイディングとは異なり、ラスカットというモルタルの付きやすい板を下地として貼り、その上に下地処理をして、モルタルを塗っていきます。以前は、ラス板といって、薄い木板を間隔をあけて貼って、下地としていましたが、時代の流れですね。優れた材料がどんどん出てきます。

    ラスカット貼付工事
    黒い板がラスカット。

    ラスカット貼付工事
    外壁のモルタルを塗布する際の下地に。

    ラスカット貼付工事

    R型ベランダその2

    R型のベランダは特注であるというお話をしましたが、今回のRの形は、モルタルの塗り物にしました。これが格子の手摺となると、工場で加工した特注製品を取り付けることになり、金額もかなりの割合で高くなります。
    R型は、見た印象は柔らかく、優しい感じがして、デザイン性もさることながら、癒しの部分かもしれません。

    内装工事
    吹き抜け部分。窓を多くとり、明るさを確保します。

    内装工事

    内装工事

    内装工事
    筋交いを金具でしっかり固定

    内装工事
    階段部分。横胴縁は当然です。

    内装工事

    内装工事

    内装工事
    2階の部屋にも白い枠のサッシが入りました。

    内装工事
    内装下地を施します。

    内装工事
    吹き抜け部分のサッシ取り付け

    内装工事

    内装工事

    ベランダ工事

    ベランダ工事
    モルタルで丸く仕上げをしたベランダ壁

    色味の大切さ

    内装が完成しました。あとは、外構完成を待つばかりです。
    写真を見てお気づきかもしれませんが、I様邸の内装は白を基調としています。白は清潔感があり、それだけで特別な空間になります。
    一方で、お引越しした時に設置される様々なアイテムを邪魔せず生かすことのできる、いわばキャンパスのような役割にもなり得ます。
    家造りの過程では、山のようにある色のなかから、様々な状況で色の選択をしていくわけですが、想像しやすいので楽しくもあり、選択肢が多い分あれこれと悩ましくもあったり。
    お客さまの個性として一番表現される場所のひとつで、施工者としては、こういう選択肢もあるかと、興味深いことのひとつでもあります。
    こうして悩むことこそが、注文住宅を建てることの醍醐味なのです。自分も参加しながらの住まい造り。最高の思い出になることでしょうね。

    内装完成
    奥さまこだわりのキッチン

    内装完成
    広い間取りではありますが、床下収納も。

    内装完成
    リビングから階段の様子が伺えるような間取り。

    内装完成
    ニッチの柔らかい明かりが仕事の疲れを癒します。

    内装完成
    リビング上部の吹き抜けから、朝日が

    内装完成
    リビングは吹き抜けと丸形の照明で癒しの空間を演出

    内装完成
    化粧梁は、人の心を和ませる不思議な力が。

    内装完成
    洋風の住まいの中にも、和風の落ち着きの良さを。

    内装完成
    洗面台は黒で閉めてメリハリを。

    内装完成

    内装完成
    他の部屋と同様無駄な色使いがなくすっきり。

    内装完成
    窓1枚でも充分な採光。

    内装完成
     階段はリビング吹き抜けとも連結して広い空間に

    内装完成

    内装完成
    4人家族だから2階に洗面化粧台があると便利。

    内装完成
    リビング上部の吹き抜け空間
    1階と2階別々に居ても、家族の存在を感じられます。

    内装完成
    子供部屋。清潔感と優しさを感じる色合い。

    内装完成

    内装完成

    内装完成
    豊富なクローゼット

    内装完成
    ドアが2つ。将来は簡単な間仕切りで2部屋に変身!

    内装完成
    ウォークインクローゼット。棚も造りつけ。

    内装完成

    内装完成
    主寝室。屋根の形状を考えて、お隣にも配慮を。

    内装完成
    R型ベランダ。外壁と同様にジョリパット仕上げです。

    外構

    内装I様邸は、立地条件を生かして、道路に面した車庫の上に、ウッドデッキを造る予定です。
    また、道路までのスペースをオープンにすることで、住居以外の外構部にも広がりのある印象を与えることができます。
    高低差が生じて外構工事の予算が上がってしまうということはありますが、できあがったウッドデッキは最高です。

    外構工事
    まずは階段から。

    外構工事

    外構工事
    階段を上がると門へ。重厚感のある構えです。

    外構工事
    車庫と道路をつなぐオープンスペース。
    自転車などを置きます。

    外構工事
    車庫の上にはウッドデッキを造ります。

    本当の完成

    引渡し、引越しを終えてまもなく、外構も完成。車と自転車が車庫に納まり、ウッドデッキに見える人影は、工事の人間からご家族の人の姿に変わり、やっと本当の意味での完成となりました。
    何度も「高台」の文字が出てきましたが、それだけ条件的にはプラス面が多いということなのです。そのメリットを理解し、お客さまのご要望と照らしながら最大限に生かした設計、施工をするのが我々の役目のひとつでもあります。
    ウッドデッキで爽やかな風にあたりながらビールをいっぱい、暖かな陽だまりで紅茶をいっぱい、そんな生活が似合う家です。