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外張り断熱?しっかり選んでくださいね。

2014年6月3日

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テレビでは、外張り断熱と言っているようですが、もともとは、外断熱と言っていました。マスコミは怖いですね。外張り断熱の名称がメジャーになっているようにも思えるこの頃、その外張り断熱の重要な部分、
屋根断熱の断面です。一番下に捨て垂木、次に捨て野地、次に気密シート、そしてポリスチレン3種の断熱材、それからもう一度一から屋根を造ると言う工程です。これが屋根断熱の構造です。ここまで公開すれば、誰でも屋根断熱は完璧でしょうね。でもこれがなかなか出来ないのが、バランスの取れた外断熱の性能なのです。
次の写真は、断熱材の上に施された屋根の通気層ですが、この通気層の役割を正しく理解することが最も大事な、要因です。

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屋根の下は、構造材でいっぱいになりますが、これらの構造材は全て、乾燥材、含水率が18%以下の木材を使用して、完成後の木材の割れ、ねじれを極力少なく押える工夫が施された構造材を使用しています。それは、割れや、ねじれによる構造材の変化を少なくして、経年に起こると言う気密劣化を防ぐ為です。気密の劣化を防ぐと言うことは、室内の24時間換気による空気の換気経路を乱さないためにも劣化しない気密を必要とします。
こんな事を考えて施工され、優れた性能を維持しています。ただ、外側に断熱材を張ったら、外張り断熱
もし、そんな安易な考えだけで外張り断熱と言っている業者の方が居ないとは思いますが、業者選びは
これから、夢の住まい造りを始める貴方ですから、真剣に学び、真剣に業者を選ぶことから始めていく必要があると思いませんか。生意気なブログですいません。