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    バイト)

マンションの一室、全面リフォームを公開します。

柏市Y様邸(改築)

構造

鉄骨ALC3階建て

こだわの
ポイント

マンションの一階部分のリフォーム工事、
下って落ちた床の修繕


リフォームは色々な理由から施工しますが、今回は新築を請け負った施工業者のミスから発生したリフォームです。建設時に隠されてしまったであろう、知られざる工事の一面を公開しますので、マンションの1階に住む方は是非、ご覧になって工事チェックの参考にしてください。

解体前
レンガ造りのモダンなアパート。ベランダ・庭側。

 

解体前
アパート玄関側。

解体前
この部屋がどのように変化するか、乞うご期待!


解体前
天井裏の様子。

解体
内部。サッシの枠からの雨漏り

解体
いよいよ解体です。

解体
天井も、壁も解体

解体
柱だけが残った状態

解体
天井板をはがして、下地の軽天が。

解体
あれ?支えのはずの柱の付け根に隙間が、、、

解体
湿気で畳下地の板材が真っ黒に。

解体
やはり違う場所のサッシからも雨漏りが。

解体
基礎の地中梁の上で床を支えています。

解体
こちらは土に上に束石があるだけで床を支えていますが、これが原因で、床全体が下がってしまいました。

解体
写真ではわかりずらいのですが、
束石が沈み、床が下がっています。

解体
無造作に投げられたコンクリートの廃材

解体完了
土の部分全体がひび割れ、
沈下しているのがわかります。

解体完了
他のサッシでも雨漏りを確認しました。

基礎工事
沈下している土間を更に転圧して固めます。

基礎工事
これからが新しい基礎工事の着工です。
新築同様グリ石を土間全体に敷き込みます。

基礎工事
目潰し砕石で隙間をなくします。

 

基礎工事
一度転圧した土間を更に転圧をかけます。

基礎工事
土間防湿シートを敷き、配筋を設置。

基礎工事


基礎工事
土間コンクリート。配筋の上から
コンクリートを流し込みます。

 

基礎工事
コンクリートを均していきます。

基礎工事
土間コンクリート完了。まずは床の土台ができました。

 基礎工事
立上り基礎のための型枠を設置。
 

基礎工事
型枠にコンクリートを流し入れて
立上り基礎を造ります。

基礎工事
型枠を解体。立上り基礎が現れました。

配管設備工事
配管・配線を予定された位置に配備します。

ユニットバス設置工事


土台敷き工事
基礎コンクリートは残します。


木工事
しっかりと固められたコンクリートの上に
床下地の根太を配置していきます。

木工事
防湿シートによって、湿気の心配は無くなり
乾燥した床下ができあがります。

壁下地工事
サッシの雨漏りも、しっかりと止水をして
新たな壁下地を施します。


壁下地工事

マンションの改築
今回のリフォーム工事は、写真でわかるように床を支える土間をおろそかにしてしまったために床が下がり、建具も全て狂った状態になってしまい、生活に大きな支障が起きてしまったことから始まりました。
新築時に基礎工事で掘り起こした土を埋め戻して、転圧など、強度を計算してしっかりと工事をしていれば、今回のようなリフォームは発生しなかった工事だと思いますね。施主さまとも話しましたが、もったいないね。

完成(リビング)

完成(リビング)

完成(リビング)
収納を多くとりました。


完成(リビング)

完成(リビング)

完成(リビングキッチン)

完成(リビングキッチン)
リビングの窓を多くとり、採光たっぷりのキッチン。

完成(和室)

完成(和室)
床の間を思い切って広くとることで、
広がりを感じる空間になります。

完成(和室)


完成(和室)

完成(トイレ)
シンプルに機能性を重視。

完成(洗面)

完成(洗面)

完成(バス)

 

完成(バス)

 

完成(バス)


完成(バス)
今はデザイン性と機能性を両立することができる。

完成(玄関)

完成(玄関)


完成(玄関)
玄関から家の中が見えないようにもできる。
ガラスなので明るさは維持。


完成
マンションの一室というより、新築の一軒屋と変わらない内装。
間取りも全てゆったり設計されていて、高い満足度が期待できます。
それもそのはず、このマンションの家主さまの住まいの一室です。
これまでの不安定な床から、しっかりと踏みしめる事ができる床など、見違えた住まいが完成しました。
やはり施工内容によって、安心して生活できるか、不安な毎日を送るかの違いが出てくるようです。