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    バイト)

家族のふれあいを大切にした子育て住宅。

柏市T様

構造

外断熱HBS工法

こだわの
ポイント

子育てをテーマにした住宅
入口すぐにトイレと洗面を配備


これからのお子さまの成長を考え、家族3人のふれあいに重点を置いた設計にしました。
T様の建設地は、上棟すれば当社から見えるほどの目と鼻の先にあります。完成までじっくり工程をご覧ください。

地縄
いよいよ工事が始まります。
実は隣、前と3軒も新築工事中なんです。

 

地鎮祭
完成まで順調に進みますように。

地鎮祭
施主さま、お子さんと一緒に鍬入れ。

地鎮祭


遣り方

遣り方

基礎工事(根切)


基礎工事(砕石)
アップにしただけ、と言われたらそれまでですが、
大きいのが自慢です。
 

基礎工事(砕石)

  

基礎工事(砕石)

 基礎工事(砕石)
砕石と一緒にお守りを基礎に埋めます。

基礎工事(捨てコンクリート)
 

基礎工事(捨てコンクリート)
 

基礎工事(捨てコンクリート)

基礎工事(アリダンシート)
防湿・防蟻シートで建設面積をすっぽり覆います。

基礎工事(配筋)


基礎工事(配筋)

基礎工事(配筋)
鉄筋の間隔は7cm。

基礎工事(配筋)

基礎工事(アリダンシート)

基礎工事(配筋)



基礎工事(配筋)
人の手による地道で細かい工程が施されている。

基礎工事(配筋)
鉄筋同士を2重の針金でしっかり固定。


 

基礎工事(配筋)
モルタルブロック製のスペーサー(サイコロブロック)。

基礎工事(配筋)
丸いプラスチックの羽はスペーサー(ドーナツ)。
モルタルブロックと役割は同じ。

基礎工事(配筋)
鉄筋とコンクリートが接着する強度を充分に確保するために必要なコンクリートの厚みを示す。
条件によって径が3、4、6cmと変わる。

基礎工事(立上り配筋)
スペーサーは1m間隔に設置する。

基礎工事(立上り配筋)
筒は、ライフラインの配管。

基礎工事(立上り配筋)

基礎工事(立上り配筋)

日本住宅保証検査機構(JIO)

日本住宅保証検査機構(JIO)

基礎工事の裏
基礎工事は家の強度に大きく関わる大切な工程であることは、誰もがご存知かと思います。この写真はまだ基礎工事の途中ですが、大きなグリ石、シロアリを防ぐ防蟻シート、配筋など、どれかをおろそかにしたら、家の強度を確保することはできません。
実はこれらを支えるためになくてはならない小道具があります。上の写真にあるように、基礎コンクリートの厚み(かぶり)を間違いなく確保するためのスペーサー、鉄筋同士の強度を高めるための針金(結束線)です。これらは、法律で定められているという理由もありますが、何よりも強度に大きく影響するもので欠かすことはできません。通常目にはつきにくく、スポットライトがあたらないニッチな部分ですが、職人さんが手作業で地道で細かい作業を黙々と行っています。

基礎工事(耐圧コンクリート)
配筋工事が完了。次はコンクリーとを注入します。


基礎工事(耐圧コンクリート)
コンクリートは大きなホース(ポンプ車)で
上から流し込みます。

基礎工事(耐圧コンクリート)
コンクリート注し込み。

基礎工事(耐圧コンクリート)
まず木ゴテで大まかに均します。

 基礎工事(耐圧コンクリート)



基礎工事(耐圧コンクリート)
最後の仕上げは手作業。
プロは手さばきが全然違います。


基礎工事(耐圧コンクリート)


基礎工事(耐圧コンクリート)
床の浮き上がりを防ぐフック

基礎工事(耐圧コンクリート)



基礎工事の裏2
今は機械化が進んでいるとはいえ、結局最後は人の手で人の感覚でしかできない作業が多くあります。
コンクリートを均す作業はまさにその典型です。実際、何気なくやっているように見えますが、それこそ正に匠の技なのです。
そして、コンクリートから2cm程度だけ残してある配筋。これは基礎工事が終わって束の上に来る木材とを繋ぐ、耐震、家の強度には欠かせない存在です。
建築現場を見てもなかなか見つけにくい物ですが、後の床鳴りの原因を防ぐ大事な部分です。

基礎工事(立上り型枠)


基礎工事(立上り型枠)


基礎工事(立上り型枠)
黒い十字の線は型枠の位置を決める基準。

基礎工事(立上り型枠)
型枠の中にコンクリートを注入する。

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上りコンクリート)
コンクリート注入後。

基礎工事(立上りコンクリート)


基礎工事(立上りコンクリート)

基礎工事(先行配管)
通常上棟後のところ、今回は事前に配管を全て設置。


基礎工事(先行配管)


土台敷き
土台の正確な位置を墨で印をつけていきます。

 

土台敷き

 

土台敷き

 

土台敷き


 

足場
翌日の上棟に備えて足場を組みます。

 

基礎工事の裏3
配筋の後、型枠を設置した中にコンクリートを流し、立上りコンクリートができれば、基礎工事は終了です。
型枠を配筋まわりに設置してコンクリートを流すだけ、と思いきや実は、全ての造作に、つまり、寸法、水平、垂直、といった点での狂いが出ないよう、細かい採寸作業を行っています。たとえば、上の写真にあるように、耐圧コンクリートの上に墨で印をつけています。これは、立上りコンクリートのための型枠を設置するための基準となる線で、立上りコンクリートが設置されるべき場所の中心を示しています。中心から左右6cmずつ外側に型枠が設置されます。
このような細かい作業を正確に行うことで耐力のある基礎を築くことができます。

上棟
土台の上に柱を1本1本組んでいきます。

上棟


上棟
構造材はまとめてクレーンで運びます。

上棟


上棟
1階部分。


上棟
組まれた木材同士を金具で補強。

上棟
2階梁部分。


上棟


上棟
2階床部分。

上棟


上棟
大工、とび職の職人計6人で作業を行っています。

上棟


上棟
体操選手なみの平行感覚。
2階天井の高さで木材を持ってすばやく移動。


上棟


上棟
クレーンからの材木の束も1人で受け取ります。

上棟
金物をドリルでしっかり固定。

上棟


上棟

上棟
力強い音が木霊します。

上棟

上棟
本日秋晴れなり。

上棟
建物と直接関係ないが、クレーンがなかったら大変。


上棟
トラック上の木材を
まずクレーンの先にしっかりくくりつけます。

上棟
人、周りの建物、電柱、様々なものに
注意をはらいながら。

上棟
上に持ち上げて。

上棟
目的の位置まで移動。

上棟
そして、下に降ろして。


上棟


上棟
大工さんと動作で合図をしながら微調整。

上棟
クレーンから木材を外します。

上棟

上棟
大きなクレーンで数センチの動きを生み出す達人。

上棟
金具の種類はたくさん。

上棟
場所によって使用する金物が決まっています。


上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟
地面に設置させないように、棒を下敷きにします。

上棟
実はご近所さん。当社屋上からパチリ。


上棟
天高く馬肥ゆる秋。そんな言葉がぴったりの気持ちのいいお天気。
朝から準備を始めて3時ごろには終了しました。大工、とび職の職人、木材を運ぶ人、クレーンを動かす人、総勢8人がそれぞれの持ち場でてきぱきと仕事をこなしていきます。
8人いるとはいえ、数時間で家の枠組をまるで積み木で遊ぶかのようにすいすいと組み立てていく様子に圧倒されます。これから上棟を迎える人はぜひ見ていただきたいところです。


屋根工事
第一の下地として、垂木を設置します。

屋根工事
屋根下地を丁寧にはっていきます。

屋根工事

構造
金物でさらに補強。

構造
屋根下地が完成し、
これで風雨による影響を最小限に抑えられます。

構造



構造

構造


足場
布が干してあるように見えますが、、、→

足場
家全体をシートで覆って、外部から現場への影響、
現場からお隣さんへの影響を少なくするよう、
相互に気を配ります。
 

床下工事(断熱材)

床下工事
浮き防止のため、
基礎から出ているフックと根太を繋ぐ作業。

床下工事
束で根太を支えます。

床下工事
束の裏に接着剤を塗って、基礎と束を接着します。

床下工事

床下工事

床下工事



床下工事
断熱材と構造材の間の隙間を埋めて、
気密を高めます。

構造
ベランダ部分。

 

構造
筋交が大きく×の字に組まれました。


 

構造

構造

床工事
床下地を張ります。


上棟後の作業
上棟が終わると、まずはひと段落した印象です。その後は、日々着々と作業が進んでいきます。
屋根下地、床下工事、構造と、上棟からここまで約2週間。大工さんの仕事の一番進んで見える工程の部分です。内部に入ると細かい造作になる事から進行が見立たなく、日々こつこつと確実に作業を進めるようになります。

屋根工事
緑色の気密シートを屋根に敷設。


屋根工事
屋根の断熱材を固定するための桟木。

屋根工事
断熱材敷設。

屋根工事
勾配のある場所も、忍者のごとく軽快に飛び回る。

屋根工事

屋根工事
断熱材の上に屋根垂木を取り付ける。

屋根工事
細くて断熱材の入らない場所は、
発砲ウレタンで隙間を埋める。断熱は抜かりなく。

屋根工事
垂木の端を揃えて破風板を取り付け。

屋根工事
ちょっと作業を巻き戻して、
一連の屋根工事を連続写真で見てみましょう。

屋根工事



屋根工事

屋根工事

屋根工事
垂木の上から板で塞ぎます。


屋根工事

屋根工事
下地の第2階層の完了です。


屋根工事

構造


構造
男は背中で語るシリーズ、、、
ではありません。金物で構造の補強をしています。

構造

気密シート貼付工事
外側からの作業。

気密シート貼付工事
気密シートを敷設するか否かで
外断熱の効果に相当の差が出ます。


気密シート貼付工事


構造

構造

構造

構造

基礎断熱工事

基礎断熱工事
断熱材の端の部分のミリ単位の隙間も
発砲ウレタンで埋めていきます。


構造
一瞬ピストルの弾に見える。釘です。
扱いやすいよう工夫がなされている。

構造

構造

破風板設置工事
屋根下地の断面部分を破風板で隠す。

垂木留め設置工事
風など下から来る圧力に対抗できるよう
垂木留めで固定する。

きれいな仕事=質の高い仕事
屋根下地の過程を見てもわかるように、計算されつくした設計に従って大工さんが綿密かつ誠実に仕事をすると、その家のできあがりは質の高いものとなり、かつ仕上がり自体も美しいものとなります。美しい仕事とは、見える部分は当然ですが、見えない部分の仕事も基本を守って作業するということです。

気密シート貼付工事
透明のオレンジのシートで家全体を覆います。

バルコニー床工事
まず床から造作を造って行きます。

気密シート貼付工事
気密シートは屋根からのものと壁からのものとを
ぴったり重ねて隙間をなくします。

構造
2階天井部分


屋根工事
グリーンのシートは防水シート。

屋根工事
防水シートが屋根全体に貼付されました。

屋根工事
瓦を切断し、設置の準備。

屋根工事
瓦桟を設置し、瓦を組む準備。

屋根工事

屋根工事
瓦桟設置完了。

屋根工事
まず瓦を屋根に上げます。

JIOによる検査
基礎、上棟後の構造検査。

屋根工事


屋根工事
瓦が組まれました。
角などの調整は屋根のうえで行います。

バルコニー工事
バルコニーの壁の部分が施工されました。

サッシ設置工事

サッシ設置工事
水切りを設置します。

サッシ設置工事
外側から設置する格子。

板金工事
水切りを設置する様子。見えにくい低い位置の
作業なので、神経を集中して作業します。


基礎部分の水切り工事

屋根工事
瓦が全て組まれ、完成!

天井下地工事
2階天井下地となる野縁を30cm間隔で設置。

 

 天井下地工事

 天井下地工事

壁断熱工事
隙間なく設置するために、現場での作業が不可欠。

壁断熱工事

壁断熱工事
内側から見た図。気密シートの外側に設置。

壁断熱工事
外側から見た通気層部分。

気密工事
壁断熱の上から板を設置。防水工事の準備をします。

サッシ工事

防水好意
壁に防水シートを敷設。

バルコニー断熱工事
バルコニーの壁にも全面断熱材を施します。

バルコニー防水工事
FRP防水工事が完成。

バルコニー防水工事


人の手
屋根下地工事、瓦設置、断熱材敷設、防水工事、どれをとっても、最終的に人の手で調節し、人の手で仕上げているということにお気づきでしょうか。
工場である程度できたものを単に組むというスタイルではなく、全ての工事過程に人の手が加えられている、これこそオーダーメイドの家造りの醍醐味です。その分、完成までの時間は倍近くかかりますが、決して作業が遅いからではなく、作業工程が多いからということを知っていただきたいと思います。機械では判断できない人間の経験に基づいた感といものは、現場では大切な要素のひとつです。

電気工事
大工さんとは別の専門の職人さんが施工します。

電気工事
肌身離さずの7つ道具。

電気工事
高い場所でも慣れた手つきで作業を行います。

電気工事
構造に開けられた穴に配線を通します。

天井下地工事
下地用のボードをカット。

天井下地工事


天井下地工事
下地設置前に配管等の位置を確認します。

天井下地工事
換気ダクト配管

天井下地工事
ダクト配管の隙間を埋める気密テープ

天井下地工事
カットしたボードを取り付けていきます。

天井下地工事

天井下地工事

天井下地工事
カットしたボードを取り付けていきます。天井下地工事
天井下地を全て貼り終わりました。

天井下地工事
バルコニーの床裏側の天井にもボードを設置。

破風板取付け
屋根に接する縦の板は屋根のお化粧、破風板。

玄関土間工事

玄関工事
ドアを取り付けました。

ユニットバス工事
墨出し作業。ユニットバス設置前の準備。

バルコニー工事


バルコニー工事
防水工事の後、水切りを付けます。


外観


天井下地までが勝負
基礎、構造などは完成すると壊さない限り見ることができなくなります。そのなかでも、いち早く見られなくなるのが、天井裏の構造部分です。外断熱住宅の場合、24時間計画換気の、配管、電気の配線、特に構造材の様子が天井下地で隠されてしまい、見ることができなくなります。そのためにも、この施工例のページで過程を公開して、記録として残しています。

床工事


床工事
施工完了後、完成まではダンボールで養生します。

ユニットバス設置工事

外壁工事
断熱材もこれで見納めです。

 

外壁工事
白いサイディングを設置。

外壁工事

外壁工事
バルコニーも外壁と同じ素材を採用。

外壁工事

階段工事


階段工事
階段完成!

内部工事
キッチンの棚に余った材木を利用してドアを設置。

内部工事


内部工事
キッチン脇の壁には飾り棚と新聞などのラック。

内部工事
3つの四角い棚。サプライズの演出。
完成後の写真をお楽しみに。

内部工事
こちらは飾り用の棚。

内部工事
階段下も、有効活用。

内部工事
収納スペース。棚を多くし、縦の空間を賢く利用。

内部工事
2階階段踊り場。

内部工事
壁下地となるボードを貼り終わりました。

内部工事


内部工事
壁下地の角をテープで補強します。

足場解体
外観工事はこれで完了。

外観完成
初めてのお披露目です。


賢い空間利用
今回、空間をいかに上手に活用するか、という点で、施主さまと建築士、大工とアイデアを出しあって、あれこれ本当によく考えました。「考える」といっても、こうしたら便利かな、ああしたら施主さまが喜んでくれるかも、と良いものを追求する楽しみを味わうことができました。ちょっとした工夫が楽しみの空間へと変化していきます。

キッチン設置工事


内部造作
2階階段手摺のスリット

内部造作
天井の収納への収納はしご。

内部造作

クロス貼り工事
一箇所ごとに丁寧な仕事をします。

クロス貼り工事


クロス貼り工事

クロス貼り工事

クロス貼り工事
白いクロスが貼られて、すっかり別の空間に。

完成
階段部。


完成

完成

完成

完成
トイレにニッチを設置。

完成



完成
玄関を入ってすぐ横にあるので、
帰宅したらまず手洗い!

完成
洗面所から見たリビング。

完成
2階子供部屋。

完成
キッチンの棚。

完成

完成
キッチンからは、1階の全てが見渡せる。

 

完成
キッチン脇のニッチと雑誌や新聞用のラック。

 

完成


 

完成
オレンジの差し色が、リビング全体を明るく、
一方で暖かい雰囲気に。

 

完成
吸気孔とエアコン用のスリーブ


完成
収納のひとつだが、引き違いの戸を設置。
多目的スペースとして便利に。

完成
高さも幅も絶妙の収納。洗濯機脇に設置。

 

完成
お風呂場の収納。
奥さまのアイデアから生まれた使える収納。

 

完成
クローゼット

完成


完成
玄関の靴箱。こちらも造りつけ。


完成
澄み切った空と同じように、
完成して本当に嬉しくすがすがしい気持ちに。

やった、完成!
家を何軒建てても面白いのは、人間同士の付き合いと一緒で、家族の数だけ家の顔があるからです。これは注文住宅だからこそです。
今回のお宅は、とことん空いている空間を利用して収納にこだわった住まいとなっています。お客さまはもとより、現場担当者、大工さんと一緒になって考えに考え抜いた住まい造りをご紹介しました。