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    バイト)

ペット共存型アパートとして特殊な仕様、設備になっています。

柏市S様アパート(集合住宅)

構造

在来木造軸組み工法

こだわの
ポイント

ペット共存型アパート
広いリビング、ゆったりスペースの2LDK


遊休地利用の提案が実現しました。現在の経済情勢の中で、綿密な計画かつ積極的な姿勢こそ、失敗しないためのチャンスと捕らえています。

遣り方
アパートだけあって敷地は広い。
 地盤はしっかりしていたため、地盤改良の必要なし!

 

遣り方
土地を厳密に平にすることが
実は建物の出来を根底から左右します。


地鎮祭
これから始まる工事の成功と無事の完成を祈って。

地鎮祭

地鎮祭
施主さまによる鍬入れ

地鎮祭

基礎工事(根切)


基礎工事(砕石)
グリ石の上に防湿シートを敷き込みます。
 

基礎工事(砕石)
お札で建物がその役割を全うするよう祈念します。

 
 

基礎工事(砕石)


 基礎工事(転圧)

基礎工事(地中梁)
 

基礎工事(均しコンクリート)
砕石の上に防湿・防蟻シートを形成通りに敷きます。
 

基礎工事(配筋)
地中梁に合わせて鉄筋を組んでいきます。


基礎工事(配筋)

基礎工事(配筋)

基礎工事(配筋)

基礎工事
今回のアパートは木造2階建て8部屋のペット共存型を特徴とするものです。
工事は通常の木造住宅と同じですが、この土地はしっかりした土地で、地盤改良の必要がなく、すぐに工事に入ることができました。
通常の住宅と同じといいましたが、配筋工事で、正方形の山がいくつもある様子が解かりますか。防湿シートと鉄筋の間のコンクリートの厚み(かぶり)を一定にして強度を確保する為の鉄筋の台(パッキン)の役目です。

基礎工事(配筋)

基礎工事(設備配管)
アパートなので、相当数の配管が必要。
fやり直しはきかないので最新の注意も必要。

基礎工事(配筋)

基礎工事(配筋)

 JIO(日本住宅保証検査機構)による検査
完成まで3回行われる検査の1回目

 

基礎工事(基礎コンクリート)


基礎工事(基礎コンクリート)

基礎工事(基礎コンクリート)

基礎工事(基礎コンクリート)
コンクリートを均すのは人の手。

基礎工事(基礎コンクリート)
空が映るほどの美しい仕上がり。

基礎工事(基礎コンクリート)

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上り型枠)

基礎工事(立上りコンクリート)

基礎工事(立上りコンクリート)

 

基礎工事(立上りコンクリート)
コンクリートの中に気泡が残らないように
振動を与えていきます。

 

基礎工事(立上りコンクリート)


基礎工事(立上りコンクリート)

 

基礎工事(型枠解体)
コンクリートが乾いたら型枠を外す。

基礎工事(立上りコンクリート完了)
間取り通りの立上りコンクリートがお目見えです。

 
 

基礎工事(立上りコンクリート完了)

土台敷き
土台は、構造と基礎をつなぐ大切な役割を果たす。

 

土台敷き

 

土台敷き

 

土台敷き


 

上棟準備

 

上棟準備

 

上棟準備

足場設置

足場設置

 

 上棟
高台から全体を眺めると圧巻!

 

上棟


 

上棟

 

上棟

 

上棟

 

上棟

 

上棟

 

上棟

 

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟


上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟
まるで木材の林。実物はすごい迫力。

 

上棟


上棟

 

上棟

上棟

上棟

上棟
今回はアパートということもあり、通常朝から始めてその日の夕方には終わる上棟作業が、2日がかりとなりました。
それにしても、建物が大きい分、迫力があるのは当然なのですが、きちんと造ったものは、どの段階でも美しいものだと改めて感じさせられました。
この集合住宅はペットと一緒に気兼ねなく住んで頂ける様にと、随所に工夫が施されています。
内部の床には、傷の付き難い床材を使用したり、壁にもペットに優しい造りになっていたり、これまでの住まいの意識を変えたペットと安心して暮らせる住まいという考え方です。

屋根工事
建物の周りにメッシュを設置。

屋根工事
下地となる垂木から。

屋根工事

屋根工事

屋根工事
垂木と構造材を金物で補強。

屋根工事


屋根工事


屋根工事
下地材(野地板)を張っていきます。


屋根工事
緑色のシートは
防水シート。

屋根工事
防水シートに隙間がないよう
隅々まで細やかな作業が続きます。

屋根工事


屋根工事
瓦桟下地用テープ貼付。

屋根工事
瓦桟を設置。瓦を組む準備。

屋根工事

屋根工事
屋根下地を内部から見ると、、、

屋根工事


屋根工事
換気棟取り付け

屋根工事


屋根工事


屋根工事
瓦を一枚一枚設置。

屋根工事
洋瓦で柔らかい雰囲気が出ます。

床工事
黒いものが、家を支える大切な束。

床工事
床浮き上がり防止のため、基礎工事の際設置したスラブ筋のフックと根太を、
大引きと針金で繋いで固定。

構造(ホールダウン金物)
金物による固定は大切な要素。


構造

構造

構造
JIOによる検査。金物を確認。


床下工事
根太(水平に組まれている木材)を施工。
床を支える。

内部工事(小屋裏界壁)
お隣との境となる界壁。
集合住宅なので延焼防止の役割を果たす。

内部工事
界壁は、1階床から小屋裏(天井)まで隙間無く設置。

ベランダ工事

ベランダ工事

内部工事


内部工事
界壁は一軒屋の部屋の仕切りとは異なり、
全てが完全に壁で仕切られていなければならない。

 

内部工事


 

内部工事
界壁施工。
法律で耐火・防音性能が規定されている。

内部工事

廊下工事


廊下工事
下地をはる。

廊下工事
下から見ると、木材が複雑に組まれています。

屋根完成

屋根完成

防蟻処理
防蟻の薬品を木材に吹付けます。


防蟻処理

防蟻処理

内部工事

サッシ設置工事


サッシ設置工事
白いものが窓枠となる。

 サッシ設置工事

  サッシ設置工事

内部工事
床下に配管と束が見えます。

内部工事
床下地工事。これで床下とはさようなら。

内部工事

内部工事

内部工事

内部工事

防水工事
建物の外側に隙間無く防水シートを貼付。


防水工事

 防水工事

内部工事

内部工事
天井下地。

内部工事
使用する木材は全て最上級のF☆☆☆☆。

界壁(延焼防止壁)
個人住宅と異なり、集合住宅の場合は、いわば、一世帯ごとに家を仕切って一緒に住むようなものですから、各部屋同士の影響を最小限に抑えるという観点が非常に大切になってきます。そこには、プライベートの確保という観念も含まれるでしょう。
そのひとつが界壁。界壁は、集合住宅の住宅間を仕切る壁をいい、個人住宅の部屋間の壁と異なり、床から天井、小屋裏まで隙間無く壁を敷設し、ある一定の耐火性能を確保するため施工が必要です。万が一火災が発生した場合でも、隣の世帯(住まい)に延焼しないような構造が義務付けられているためです。
プライベートの確保にも、優れた施工方法が必要とされています。2階からの騒音でトラブルになる場合も少なくありませんし、音とプライバシーの観点からの配慮が大切です。
このように集合住宅では、個人住宅で必要な性能に加えて、求められる内容が様々にあります。

内部工事

構造
耐火ボードの敷設。

破風設置工事
耐火性の高い素材を使用。

ベランダ工事
補強ボード(グレーの板)を設置。

ベランダ工事
防水シートを貼付。

構造
木材の陰にある銀色のものは、ダクト。
ダクトも耐火仕様。

内部工事

天井下地工事

天井下地工事
天井裏はすっかり覆われて見えなくなりました。

破風設置工事
設置終了。

サッシ設置工事

床下地設置工事

床下地設置工事
防音マット。集合住宅はとにかく音に気を配ります。

床下地設置工事


床防音マット設置工事
効果を高めるためにも、隙間無く敷くことが大切。

 

消火器設置準備
見覚えがありますね。中味は入っていません。

 

床の防音マットと消火器設置
集合住宅ということもあり、1階と2階との騒音関係には神経を使いますが、これは集合住宅に限ったことではありません。
個人住宅の場合も、家族内とはいえ、年齢や趣味などの違いでお互いのプライバシーに配慮が必要ですが、集合住宅は他人様の集まりということから、さらに注意をしなければなりません。
また、消火器の設置についても、個人住宅では「火報装置の設置の義務」はありますが、消火器の設置義務はありません。このように、ひとことで「住宅」と言っても、目的によって内容が違ってきます。
その意味は、より安全に、より快適に住んでいただけるように配慮がなされているということでしょうか。

防水工事
壁に防水シートを貼付。
 

軒天天井工事
 

内部工事
収納部分。

内部工事
2階リビング部分。

内部工事
キッチン部分の延焼防止下がり壁。

内部工事


防水工事
外部玄関部分。防水シート貼付完了。

外壁下地通気層工事
横胴縁で構造の補強をします。

外壁下地通気層工事


廊下防水工事
廊下柵部分にも防水工事をします。
 

外部廊下防水工事

内部工事
天井工事を以下の手順で行います。
断熱材貼付→天井垂木施工→天井下地

内部工事
天井下地完了。

内部工事
ユニットバス設置。

内部工事
壁も天井と同じように断熱材、下地と施工します。

 外壁工事
1階玄関部分の外壁工事が終了。

外壁工事

内部床工事
床マットを貼付していきます。

 内部床工事
狂いが生じないよう現場で作業を行います。

内部床工事
ペットの爪にも心配ない床材
 

室内耐火配管工事
集合住宅は特に、耐火が重要になります。

室内耐火配管工事


外壁工事


外壁工事
フローリング工事。

外壁工事

内部工事

外壁工事
ツートンのサイディングを施工。

2階廊下防水工事

内部工事
収納部分。
 

内部工事

外壁工事

 

外壁工事
完了!サーモンピンクの優しい外観に。

  

集合住宅と一軒家の住宅の違い
集合住宅は、施主様のご意向を反映させるのは当然なのですが、ただ「施主様=住人」では必ずしもない、という点が一軒屋の住宅とは少し異なります。
常に全ての部屋に居住者がいることが、施主様の大切な要素のひとつであると考えると、入居者の要望に反映した計画が重要になってきます。
例えば、最近では、「ペットと共生できる集合住宅」が不足していると聞きますが、「ペット可」と、「ペットと共生できる住まい」とでは大きな違いがあります。このS様の集合住宅のように、入居者を集うためだけの募集内容と差別化を計り、「ペットとの住み易さ」を備えた住まいが本当の意味で「ペットと共生できる住まい」といえると思います。

基礎仕上げ左官工事

クロス壁下地工事

2階壁下地工事
中間の帯がペット対策。

 
2階壁下地工事

 2階壁下地工事
点や線の塗装に見えるものはパテの結果。

1階内部工事
天井にあるのは断熱材。

キッチン搬入

 キッチン搬入

1階壁下地工事

 水道取り出し工事

 塗装工事
シール(緑色)で塗装がはみ出ないよう準備。

 塗装工事
玄関のドア脇を施工。

 塗装工事
2階外部廊下を塗装。

外観
大分姿かたちが見えてきました。

建具工事
集合住宅では重宝される造りつけの建具。

 
建具工事

 建具工事

樋工事 
雨樋を屋根の下に設置。

足場解体
外観初披露。

 足場解体


既に入居予定者で満室状態
集合住宅ですから、建築業者としても、常に満室状態であって欲しい、部屋を探している人が快適に過ごせるような家造りをしたい、という思いで施工にあたります。
実は完成前のこの集合住宅も、既に入居予定者で、満室状態です。
上棟して1ヶ月。まだ構造の柱や、梁がむき出しの状態で、全ての入居者の予約で一杯になりました。
やはり「ペット共生」?それとも「間取り」?「デザイン、配色」?「家賃」?全ての条件が入居者のニーズとマッチしたということでしょうね。
提案者としては、有難い。有難い。

外配管

内部クロス工事

内部クロス工事


外部階段左官工事
外部階段を取り付けました。

外構工事

外構工事

完成
リビング。2LDKです。

完成
ガラスは半透明でプライバシーを配慮。

完成
集合住宅も収納は必須条件。

完成


完成



 

完成
全ての壁が2段に分かれています。
ペットとの共生を考えた施工です。

 

完成

完成

 

完成

 

完成

 

完成


 

完成
キッチン。リビングと一体なので、
部屋全体が広く感じられます。

 

完成
洗面。壁も床も白で統一。

 

完成
外構も土間コンクリートで整備されました。

 

集合住宅の今昔物語
集合住宅は昔から伝わる住宅のひとつの形ですが、その内容は随分様変わりしています。ペット共生住宅については上でも述べましたが、基本的な仕様についても、大きな変化が見られます。
例えば、キッチンの性能が高くなったことに伴い、キッチンと部屋を隔離する需要が減り、いわゆるリビングキッチンが実現しています。特にこの住宅では、ペット用の床材、建具材を使用し、また、猫の引っかき傷を考え、壁を上下に分けて下の部分だけの補修で済むように工夫されています。