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    バイト)

新旧のコラボレーション。増改築工事

柏市O様邸(増改築)

構造

在来木造軸組み工法

こだわの
ポイント

増改築工事
エコな内装


今まで住み慣れ、愛着のある家を生かしつつ、新しい空間を取り入れる。
安心感と変化に対する期待感。増改築の良さはここにあります。費用も新築よりずっと低く抑えられるというメリットも。
今回は、エコの内装で、無垢の板張り、自然素材の壁材を使用して
別世界を演出。

解体工事
増築部分にあたる既存のテラスを解体していきます。

 

解体工事
解体しない建物に影響がないよう慎重に作業します。


解体工事
全て綺麗に取り除かれました。

 増築部基礎工事
増築もまずは基礎工事から。
 

 増築部基礎工事
基礎コンクリート。


 

 増築部基礎工事
耐圧盤で基礎の立ち上がりの型枠を設置します。

 増築部基礎工事
増築は1部屋なので、基礎も立ち上がりだけ。

 増築部基礎工事
木組みをする準備をします。
 

 増築部基礎工事
横に据えられた木材は、
基礎コンクリートと木組みの接続の役割があります。
 

増築部木工事
組立開始です。


増築部木工事

増築部木工事

増築部木工事

増築部木工事

 増築部屋根工事


増築部屋根工事
屋根の基礎が完成。

増改築工事
これまで増改築工事も多く行ってきましたが、今回のように施工過程を掲載するのは初めてになります。
今回は、増築は部分は一部屋なので、間取りに関する工事が割愛される分、新築の基礎工事と比べると作業工程が少なく感じるかもしれませんが、基本的に内容は同じように行われます。
なぜ、今回この現場の掲載を考えたかというと、この部屋に使う素材が面白いからです。無垢の板を貼る、最近では当たり前のようになっていますが、これまでだと、壁に珪藻土か漆喰というのが多かったのですが、今回は、壁材に「和紙」を取り入れてみました。
その工程の全てをお見せしたかったのです。

屋根下地工事
気密シートを敷きます。

屋根下地工事


屋根下地工事
瓦桟を設置。瓦を載せる準備。

サッシ設置工事
まず桟を設置。

 サッシ設置工事

サッシ設置工事

内樋設置工事
軒下に樋を設置。
 

内樋設置工事


防水シート工事
実は紙製ですが、これが優れもの。

サッシ設置工事。


防水シート工事
防水シート、サッシともに設置完了。 

 天井工事


外観
足場を組み始めました。


外観
足場が組まれ、メッシュシートも設置。
安心、安全に工事をするためです。

内部解体
増築部分に隣接する既存の部屋を解体。

内部解体

 

 防鼠材
グレーの部分が鼠の侵入を防ぐ。

床下工事

 床下工事

床下工事
新築と同様に床下にはプラ束を設置。

天井下地工事

内部工事
いくつもの金物でしっかり固定。

外壁下地工事

外壁下地工事

瓦工事
瓦を載せ、一枚一枚設置。

 瓦工事


増改築のメリット、デメリット
増築は、現在の建物にプラスして部屋を作る、というものです。そのため、どうしても、既存の部屋の一部を解体して、増築部分と繋ぐようになります。
増築をするには、施主さまそれぞれに理由が異なりますが、
部屋を増やしたい。明るくしたい。様々な理由でお客様のお好み、ご要望を形にしていきます。

内装状況
内装の壁は、腰部は杉のムク板貼り、
上部は和紙の壁紙、天井は杉のムク板を施します。

内装状況
和紙の壁紙はエコ仕様です。


内装状況
和紙を貼るための下地作り。

既存外壁補強工事
増築部分だけでなく、既存の外壁も修繕して、
新しい部分との違いが目立たないようにします。


既存外壁補強工事
補強は、さびないビスで止めていき
強度を大きくしてからタイルを張っていきます。

 

外壁シール貼付工事


 

屋根版金工事
段差や隙間のある部分は「雨押さえ工事」といって
板金で覆い、隙間をなくします。

 

外壁タイル出隅補強工事

 

外壁タイル出隅補強工事
タイル貼りの場合、外壁の出隅は
防水シートで補強します。

 

外観
玄関と増強部。新旧の違いがわかりますか?

 

外観


 

外構工事
増築部の周辺の外構をブロックで整えます。

 

外壁補強
増築の場合、新築にはない、気をつけなければならない点があります。そのひとつに、外壁の問題が挙げられます。外壁をこれまでのサイディングから、タイルの外壁にするため、タイルの重量に耐えるための補強が必要になります。その方法については、御連絡いただければ説明できますが、ここでの説明はなかなか難しいですね。

内装完成
今回の最大の特徴のひとつとして、
壁紙を土佐和紙にしたことです。

内装完成
土佐和紙のクローズアップ。
金色の和紙が練りこまれた品の良いものを選択。

内装完成
天井は桟との境目もしっかり貼付。

 

内装完成
今回の増築工事の特徴として、土佐紙という和紙を採用した点があげられます。
和紙というと家の中では障子や襖に使用されるイメージが強いのですが、壁紙としても使用されます。
土佐和紙の特徴は、徳川幕府への献上品とされていたほどの高品質であること、種類の豊富さなどがあげられます。
また、もともと和紙は、調湿性にすぐれ、化学薬品の使用量も少なく、自然素材で土に返すことができるという、eco時代に合った素材といえます。
もちろん空気環境に優しく、健康素材としても見直していきたいものです。