構造 |
屋根改修工事 |
こだわりの
ポイント |
アスベスト対策として工場の屋根カバー工法を工事。 |
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着工前
この建物の屋根の改修を行います。
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足場組立
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足場組立
屋根の高さまで組み終わりました。
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工事前の屋根
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屋根の改修
アスベスト対策として、スレートなどの屋根が改修されています。
今回の工事もその一環で、屋根スレートのアスベスト飛散防止の工事を行います。
昔は、何も考えず施工しやすく、コストを抑えてと、使われてきた建築資材も、時代と共に嫌われ者になってきています。そこで、現在、学校や公共施設、工場などでは、こうした対策のための工事が盛んに行われています。
皆さんの健康が第一と考えた、工場のオーナからの依頼です。 | |
準備
荷物到着
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準備
材料、備品を屋根に載せます。
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着工前現況
右手は先日組まれた足場。
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タイトフレーム工事
屋根の板を固定する準備です。
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タイトフレーム工事
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タイトフレーム工事
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タイトフレーム工事
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タイトフレーム工事
山型のフレームにそって
山型の鉄板の屋根が設置されます。
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タイトフレーム工事
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荷揚げ
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使用中の建物の屋根工事はどのように?
カバー工法。今回の屋根工事の工法です。既存の建物で、しかも現在も使用している建物の屋根工事なので、迅速に行いたいところです。
屋根の全面張替えの場合、全てを剥がして工事を行うと想像するのが普通と思われますが、使用中の建物の屋根がなくなったら大変なこともご想像の通りです。
そんな心配を払拭するのがこのカバー工法です。現在の屋根を剥がさず、その上に屋根をはり、既存の屋根を通して支柱に固定するというもので、屋根を剥がすのに必要な時間とコストをカットすることができます。
住宅の工事では、なかなか見ることのできない工事なので、特別に掲載しています。ご覧ください。 | |
タイトフレーム設置完成
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屋根中央の谷樋設置工事
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屋根設置工事
折半の屋根材ををタイトフレームに
合わせて設置します。
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屋根設置工事
設置場所が定まったら
大きなボルトで折半を固定します。
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谷の施工
一番大事な中央の谷の部分が完成。
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養生
雨が降りそうなので隙間部分に仮養生を。
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養生
換気口の接続部分。
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雨との闘い
今回の屋根の素材はガルバニューム鋼板なので、工場内の作業に影響の無いように、カバー工法と言って現状の屋根をスッポリと覆いかぶせるような工法をとりました。といっても工事中に天候次第で雨に見舞われることもある為に、養生が必要です。
これが結構大変な作業となります。 | |
完成
雨、風、寒さを乗り越えての完成です。
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完成
谷となっている部分。
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施工前 →
屋根の下屋の部分。
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完成
左の写真左部の隙間も上からしっかり覆って
雨漏りの心配もありません。
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施工前 →
空気口。
根元にヒビから隙間ができています。
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施工過程 →
屋根のプレートを設置されたが、
まだ換気口との接続部分に隙間がある状態。
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完成
隙間部分を上からしっかり覆いました。
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完成
覆いは、現場でカットしたり折り曲げたりと、
職人さんがその場で加工します。
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施工前 →
ボンベ置場の屋根
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完成
新しい屋根は山形が大きい。
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完成
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完成
軒樋。壁に穴をあけずに施工できるすぐれもの。
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完成
雨樋の落し口。
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完成
屋根は断面のみですが、全体像を。
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屋根工事
屋根工事は、工事の中でも特に危険と隣り合わせで作業をします。職人さんは皆さん慣れているので足袋を履いて、足の感覚から身体、頭を使って、と全身の感覚が必要とされます。
天候との戦いの作業もやっとのことで完成を見ることが出来ました。
工事中、工場の中で作業をしている皆さんには、ご迷惑をお掛けしたと思いますが、無事工事を完成させることができました。
お世話になりました。 | |