subtitle_photo2.jpg (3150 バイト)subtitle_bg.jpg (419























    バイト)
 閑静な住宅地にたたずむ、異人館をイメージした住まい。

流山市F様邸

構造

外断熱HBS工法

こだわの
ポイント

正面のR型のバルコニーのデザインにこだわった夢の住まい
ポーチ柱がポイント


映画のワンシーンに出てくるような、バルコニー。そのバルコニーにワイングラスを片手に、マドロスパイプをくわえた旦那様が優しそうに下を見下ろしている。なんて、遊びすぎ?でも、そんな雰囲気のバルコニーのある住まいなんだけどなぁー。

着工前
後ろは豊かな緑のある公園。

地盤調査


地縄


地鎮祭
これから約半年の工事、無事終了しますよう。

地鎮祭
親子で仲良く鋤入れ

地鎮祭

 

地盤改良
 

地盤改良
 


地盤調査
工事が始まりました。義務化されている地盤調査の結果を受けての地盤改良工事。ここまでやれば、これからの住宅は何年が耐用年数かわからないほどの工事内容です。
もちろん頑丈に作ることは良いことです。しかし、そこには予算、出費とのバランスを考えることが必要になります。
我々も、何百棟という住宅を造ってきた経験がありますが、今だかつて壊れた、傾いたなんていう住宅はありません。
だから、ここまでやらなくてもといっている訳ではありませんが、予算との戦いの時になると、こんな考えが頭をよぎるのは、私だけでしょうか。
少しでも予算を抑えて、造る側も、住んで頂く側も、満足のいく住まい造りを日々の目標にしている私ですから。

遣り方
更地にまず家の外枠と土地の水平を確認し、
配置を決定します。

 

遣り方



基礎工事(割栗)
割栗の抜けている所が柱状杭です。


基礎工事(割栗)
大きな割栗を一つ一つ丁寧に並べていきます。

基礎工事(割栗)
石の多きさは強度に差が出ます。



基礎工事(割栗)
今や恒例、お守りの(鎮め物)を、頭を北に
向けて基礎の中に埋め込みます。

基礎工事(アリダンシート)
防蟻シートで土地を覆いシロアリを防ぎます。

基礎工事(型枠)
型枠(ブルーの板)にコンクリートを注入。
 

基礎工事(型枠)

基礎工事(型枠)

 基礎工事(型枠解体)
コンクリートが固まったら枠を外していきます。

 基礎工事(型枠解体)
 

  基礎工事(型枠解体)

基礎工事(土間コンクリート)
間取りの形をしたコンクリートが表れました。

 基礎工事(土間コンクリート)
上から見ると、超簡易版図面のようにも見えます。


基礎工事(土間コンクリート)

 


土間コンクリート
基礎工事が完了しました。基礎工事は構造の一部で我々が最もこだわる点のひとつです。家造りは、職人のデパートともいえる、つまり大工だけではない、それぞれの持分を担当する職人が集まって、その力が結集されて造られていきます。土間コンクリートもそんな職人の技術が試される場であり、長い年月をかけて建物を守っています。

基礎工事(土間コンクリート)
ひとつ前の土間コンクリートのアップ写真。

基礎工事(型枠解体)
左の写真、玄関ポーチの半円部分このように。

基礎工事(基礎解体)
丸い穴はポーチ柱用


半円の玄関ポーチ
どこにでもありそうな丸いラインですが、費用と需要の関係もあり、一般的な住宅ではそれほど多くは採用されていません。しかし最近では、デザインに対する人々の意識の変化などにとともに、R型階段、R型ベランダなどがよく見られるようになりました。
流行もあるでしょうが、車のデザインと同じいように、丸みを帯びたものが人気のようです。
こちらの玄関ポーチも半円型のまるいフォルム。土間コンクリートの型枠も、専用の丸い形のものを使用しました。

このお住まいは、この形がバルコニーその上のバルコニーの屋根の部分まで、R型になります。

土台
大工さんの一番最初の工事。土台をしきます
シロアリに強いといわれるヒバ材を使っています。

土台


上棟
着々と組み立てていきます。


上棟


 

上棟


上棟
2階部分へ

 

上棟

 上棟

上棟



上棟
玄関ポーチの柱も設置されました。

 上棟
秋晴れの青空を背景に構造が美しく。


上棟式
これまでの工事のお礼と、これからの
工事の無事を祈願。

 上棟式

上棟式

上棟式
お神酒を四隅にかけてお清めします。

上棟式
さあ、いよいよ餅撒きです。

 上棟式


 上棟式
たくさんのご近所さんがいらっしゃいました。

上棟式

上棟
素晴らしい秋晴れの空のもと、上棟が行われました。住宅街ということもあり、たくさんご近所の方がお祝いにかけつけてくださいました。
上棟した家の屋根から撒くお餅は、当日の朝、農家の奥さまが作る、やわらかくて美味しい丸餅です。紅白2色で日本の伝統的なお祝いの色です。
以前は、四方餅、鏡餅を撒き、鏡餅は包丁を入れてちぎれる様にし、何人かの人が取り合い、運よく拾った人が次に家が建つと言われています。
最近は、お子さまや、集まってくださったみなさんの危険防止ということから、四方餅や、鏡餅は撒いていません。
伝統という意味ではちょっと残念です。

屋根工事(断熱/屋根通気層)
水色の断熱材を敷き込む。その上に垂木を設置。

屋根工事

 

屋根工事
屋根の隅木の部分も通気を考えた工夫が。

 屋根工事
オレンジの垂れ下がったシートが気密シート。

屋根工事


 

天候との関係
屋根工事は施工者側からみると、晴れの日が続き気候が良い秋は作業がしやすい。
天候は家造りの質を大きく左右するものではないが、湿気が少なく、晴天が多い秋から冬にかけては、木材を良好な状態で施工できる季節だ。
とお考えの方が多いと思いますが、木材には適度な湿気も必要ですし、コンクリートが固まっていく中での湿気、高温過ぎない気温が必要となります。しかし、家造りの中での天候との戦いは大変なものと言うことは変りありませんね。

屋根下地工事
緑のシートは防水シート

 

屋根瓦工事
横に張っている木材に瓦を設置していきます。

小屋根金物設置

小屋根金物設置

小屋根金物設置 


小屋根金物設置
金物設置完了。オレンジに見えるのは、気密シート。

構造
2階屋根部分。

構造


 床下工事
断熱材(水色のボード)を床に敷設。

床下工事
プラ束(黒い支柱)を設置。

床下工事
床下工事が完了。蓋をします。

床下工事


土台水切り

雨押さえ
 

 


床下の環境
工事中には、木材を切ったり、刻んだりといった作業が多くあるため、その木屑が床下に残ってしまうことがあります。
そのような時にも、ある程度の工事が終わり、床を塞ぐことができるような状態なった時には、再度、床下を点検して、それまでに落ちている木屑などを丁寧に掃除をして床下の環境にも配慮しています。

木工事

木工事

木工事
横胴縁をしっかりと取り付ける事により
地震の揺れにも、より強い構造となっています。

壁断熱工事
1階表部分。
 

壁断熱工事
壁全てに、細部にも、くまなく張ります。

壁断熱工事
 

バルコニー工事
黒い部分がバルコニーの腰壁の部分。
前に突き出た部分はR型になっていて、これから
モールをつけて、西洋の宮殿を思い浮かべます。


 

バルコニーのこだわり
写真からではまだまだ見え難いですが、バルコニー部分の中心が、R型で前に突き出ています。これからモールをつけて、西洋の宮殿を思わせるビックリするようなデザインがお目見えすることでしょう。
施主さまの大変なこだわりが形になった部分です。これからの過程をしっかりとご覧ください。
R型部分の構造は、なかなか説明が難しいので、今月末に構造見学会を企画しています。
一見の価値があると思います。

構造見学会
F様のご好意で見学会を開催。

構造見学会
たくさんのお客さまがいらっしゃいました。

構造見学会
R型バルコニーの構造は一見の価値あり。

構造見学会
2階+小屋裏まで続く階段

構造見学会

構造見学会

構造見学会

構造見学会

 構造見学会


構造見学会
小屋裏のバルコニーの部分にあたる窓。

構造見学会
外断熱の命ともいえる24時間換気の配管。
 

 
構造見学会
パネル展示や使用している金具もひとつずつ展示。

内部工事
勾配と凹凸がある天井。
完成後光があたると光のコントラストを生み出す。

内部工事


 

内部工事


内部工事
横胴縁などの周りに板を取付け
クロスを貼るのみの状態。

内部工事

構造見学会
お客さまのご好意で、構造見学会を開催させて頂き、多くのお客さまにご来場いただいました。家の構造そのものについて、そして、外断熱の構造、24時間計画換気が実際はどのように組み込まれているのかなどを
どのお客さまも、ホームページや雑誌などの媒体を通じてしっかり知識を持っていらしゃいましたが、実物を見て、これまでのイメージしていた情報と照らし合わせながら、認識を再確認したり、認識のずれを修正なさったり、実物を見て感動されたり、家造りのイメージをより具体的に持たれたようでした。
特に土曜日は雨模様で寒い一日でしたが、室内全体が17度と快適な空間に来場者もビックリ。

内部工事
小屋裏部分

内部工事
階段上った2階踊場

内部工事
造りつけのクローゼット

内部工事
造りつけの棚

内部工事
造りつけの机、カウンター

内部工事
システムキッチンが納入されました。
養生がしっかりしているために全然見えませんが。

「造りつけ」のものは多様
F様邸は、バルコニー以外にも、もちろん、たくさんのこだわりと愛情を持って家造りをなさっていますが、収納もそのひとつ。今年からは、収納や、押入れの棚材は、全て杉の無垢材を使用し、また、空気の流れを考えて、目透かしを貼って、押入れの中の排気孔に空気が流れやすくしたりと、これまでの経験から得た改良点を実際の施工に反映させています。
造り付けの収納、棚などが多い理由のひとつに、地震の時の家具などの転倒による災害を防ぐ意味と、できるだけ限られたスペースを有効に利用するという考え方があるからと思います。

玄関ポール
数本のポールが異人館の雰囲気を
さらに演出しています。

クロス貼り工事

 


クロス貼り工事
棚などの脇もしっかり隙間無く貼付します。

内装工事
トイレが完成しました。

外観工事


外観工事
バルコニーのR型の部分です。
飾りにモールを付けて雰囲気を倍増しています。

 

外観工事
R型の部分のモルタル仕上げをする場合の下地、
ラスカットを貼って繋ぎ目をラスカットコーキングで防水処理をした部分です。
細かい所にも細心注意が必要です。


 

外観工事


外観工事
2階バルコニー。FRP防水の仕上げ前の状態です。

外観工事

外観工事
小屋裏のバルコニー。仕上げの状態
しっかり防水加工してあります。

外壁工事
防水シートを貼付。隅々まで隙間なくしっかりと。
外壁材は、防水材になっていますが
バルコニー部分なので、特に注意が必要です。

外構工事
玄関ポーチへのアプローチは、石で手作り感を演出。

外構工事
もう少しで本下水が入りますが、
必要に応じて浄化槽の埋設工事を行います。

外観


外観
外観はほぼ完成。
白い外壁が青空に映えより鮮やかに。

バルコニー完成
F様邸は、バルコニー以外にも、もちろん、たくさんのこだわりと愛情を持って家造りをなさっています。
収納にも限られたスペースを有効に利用するという考え方があるからと思います。その一つとして小屋裏の収納? 実は入ってみると立派な夢の展望台スペースが広がっています。一見の価値があると思いますよ。

外構工事
庭に緑を。この部分は芝生を植えつけましたので、
しっかりと水をあげて元気に成長してくれるように。

外構工事


内装工事
ほんの少しのところですが、
化粧の手摺を取り付けました。こちらは塗装前。

内装工事
塗装後。光沢と深みのある色に早変わり!

内装完成


内装完成
裏は公園なので、窓からは木々が見えます。

内装完成
小屋裏のR型の窓もバルコニーにぴったり。

内装完成


 

 内装完成

内装完成
小さな棚。これなら整理もしやすく、
動かすこともできます。

外観
外構がまだ終わっていませんが
全体像をご覧ください。

 


完成
外構はまだ工事を残していますが、建物自体は完成し、F様のご好意で、完成見学会を開催することができました。
ご近所の方、チラシを見た方、通りすがりの方、大勢のお客さまがいらっしゃいました。
完成見学会を開催させていただいたF様に感謝、感謝です。