subtitle_photo2.jpg (3150 バイト)subtitle_bg.jpg (419























    バイト)
 土地の高低差を利用して、家族だけの団欒の空間を。

柏市 H様邸

構造

地下RC造り HBS工法

こだわの
ポイント

一段高い土地でも、高齢になった時の配慮のある計画設計
夢の空間を生かした家造り。


道路から一段高い土地を求めてのマイホーム計画。長年の夢は、道路からの目線を気にせずに、プライバシーを守ることができる、家族だけの団欒の生活でした。永住を決めた柏市、この地に夢を託します。

着工前
一段高い土地を利用した家造りの開始です。

着工前


着工前
地鎮祭の準備

地鎮祭
着工前の儀式、心を込めての鍬入れです。

地鎮祭
親子そろってみなの幸せを願います。

擁壁設置工事
まず、隣との境界に土留めの擁壁を造ります。

土留めの擁壁設置工事

擁護壁設置工事

 

深基礎部鋤取り

鋤取り

鋤取り

立地条件
この土地は、地盤が道路より一段高くなっていることから、深基礎部分の工事から始まり、基礎工事でも2工程を行うことになります。まず最初に深基礎部分の土の搬出から始まりました。

深基礎部基礎工事(砕石)
地下の部分もしっかり基礎工事をします。

深基礎部基礎工事(アリダンシート)
道路との段差で生まれるかなりの空間。
どの様に利用にするかは後でのお楽しみです。

深基礎部基礎工事(アリダンシート)

深基礎部基礎工事(配筋)
 

深基礎部基礎工事(配筋)

深基礎部基礎工事(配筋)

深基礎工事
地下の部分は基礎の一部になりますから、しっかりと耐圧盤を打ち込み、立ち上がり部分の配筋も通常以上の強固にしていきます。
その後第2弾として、上の部分、通常の高さの基礎を打ち込んでいきます。
基礎工事にそれなりの工事費がかかってしまいますが、地下部分は家として利用価値があることは見逃せません。

深基礎部基礎工事(型枠)
コンクリートの立上がり部分の型枠を組み込む。

深基礎部基礎工事(型枠)


深基礎部基礎工事(型枠)

深基礎部基礎工事(型枠)
型枠の間にコンクリートを流し込みます。

深基礎部基礎工事(アリダンシート)
立ち上がりの基礎部分にもアリダンシートが。

深基礎部基礎工事(型枠解体)

基礎工事(砕石) 
1階にあたる部分の基礎工事が始まりました。


基礎工事(砕石) 


基礎工事(グリ石プラス砕石)

 基礎工事(砕石)
今では恒例となった、土地のお守りに
願いを込めて埋め込みます。

基礎工事(アリダンシート)
防蟻の役割をするアリダンシート。


   基礎工事(アリダンシート)
シートそのものに蟻を寄せ付けない成分が
練りこまれています。

  基礎工事(配筋)
基礎の立ち上がり部分の配筋。

基礎工事(金物)
基礎と柱を固定する為の金物
ホールダウン金物です何センチかな?

基礎工事(型枠)
立ち上がり基礎の型枠を設置します。

基礎工事(型枠)


基礎工事(型枠)
コンクリートを流し込みます。

基礎工事(立上がり基礎)
コンクリートが固まったら型枠を外します。

基礎工事(立上がり基礎)


基礎工事(立上がり基礎)

上棟

上棟

上棟

上棟

上棟式
無事の上棟に感謝し、
これから完成までのお願い事です。

上棟式
どうぞ、これからの工事も無事に終わりますよう。


上棟式
餅撒き。
当社では恒例も、今では珍しい光景です。

上棟式
珍しい光景に皆さん楽しみに待っています。
見上げて待つ関係者、お友達、近所の方々。

上棟式
改めて、施主さまとがっちりタッグを組みます。

上棟
明るく元気な奥さまを感じさせるような良く晴れた日となりました。ご近所の方などたくさんの方が集まり、この良き日を一緒にお祝いしました。
夏ですから当然暑かったわけですが、喜びというものはそんなこともへっちゃらにしてくれるものです。
最近はお酒はご法度。でも私は飲んでます。運転はお任せにしてお祝いのお酒をお客さまと一緒に飲んでます。美味しい。美味しい。

 屋根下地工事

 屋根下地工事

構造

構造 

 屋根下地工事
オレンジ色のシートは気密シート。

屋根工事(断熱材敷設)
水色のものが断熱材。隙間無く。

屋根工事(断熱材敷設)
このタルキの間が屋根の通気層になります。

屋根工事


 屋根工事(瓦)
これから敷設する焼瓦が屋根の上に運ばれました。

 屋根工事(瓦)
これで屋根工事はおしまい。

プラ束設置工事
シロアリが嫌う素材のプラ束でしっかり床を支えます。

 プラ束設置工事



屋根工事完了
あっという間に屋根工事が完成し、家らしい様相を呈してきました。今回は、焼瓦の屋根です。屋根工事で、なぜ施工前に一気に瓦を屋根に上げてしまうのか。実はこれには理由があります。屋根面に平均に瓦を配置することによって
組み混んだ構造材を荷重をかけて全体を落ち着かせるのです。
昔はこの状態で何ヶ月も仕事に掛からず現場を空けていたものです。今と違って基礎の施工方法が完全ではなく、また木材の反りによって生じる狂いを落ち着かせることが目的でした。でも現在は技術も進んで、曲がった木材などが少なくなったこと、基礎の仕上がりが良くなったことから、長期間落ち着かせる必要がなくなりましたが、瓦を並べる習慣だけが残っているようですね
もっとも、そうした方が仕事がやりやすいこともあるようです。

断熱工事(2階部)
断熱材ネオマホーム(ピンク色)で、
家を外側から覆います。

サッシ設置工事(2階部)
透明のオレンジ色のシートは気密シート。

サッシ設置工事(2階部)
まず窓枠を設置。

サッシ設置工事(2階部)
窓を設置。

断熱工事



屋根下工事
大屋根(2階の主だった屋根)施工後に
1階部分の屋根下を施工。

屋根下工事

屋根下工事

屋根下工事

構造
柱も金具もしっかり設置。

構造

構造

構造

サッシ設置工事(1階部)

サッシ設置工事(1階部)

サッシ設置工事(1階部)

 構造


気密シート敷設工事

リビングの出窓部分

ユニットバス設置工事

気密試験
気密シートと断熱材を設置した時点で実施。

気密試験


気密試験

屋根工事から気密試験まで
上棟後、屋根、壁、床、と家のまさに外枠から工事を進めていくわけですが、基本的に、高い位置を優先して各工事は行われます。
まず、外的環境、つまり雨風等から家を守るには、まず一番高い位置にある2階の屋根、そして2階の壁、1階の屋根、壁、という具合に。
そうしたことで工事中の材料の劣化を少しでも防ごうとする方法です。
おなじみとなった気密試験測定では、
0.27/m2 との結果でした。

 

内部工事
2階の床に防音マット(黒いマット)を。
標準工事として採用しています。

24時間換気ダクト
グレーのパイプが換気ダクト。湿気、カビの防止をはじめ、快適な生活には欠かせない影の立役者です。


24時間換気吸気孔

内部工事(横胴縁)

ベランダ防水工事
グレーの塗装が防水(FRP防水)
の役割を果たします。

ベランダ防水工事
ベランダには雨が吹き込むことまで想定して
防水加工はしっかりしなければなりません。
 

内部工事
無垢の杉板材を使った天井

内部工事

内部工事
キッチンのカウンター部分

内部工事
昔ながらの和室の造作

内部工事
キッチンのカウンター部分。

内部工事
解り難いですが、洗濯物を乾かす為のスペース。

内部工事
造りつけのクローゼット
H様邸は、造りつけの収納がとてもたくさん。

内部工事
旦那様のパソコンスペース

内部工事
造りつけのクローゼット。つる下げるタイプ。

 

造りつけの収納
気密テストが終わると内部工事に入ります。むき出しの木材、つまり構造自体が徐々にボードで囲われ、床、壁らしきものができあがり、そして、造りつけの収納、クローゼット、キッチンカウンターなど、家らしい形が見え隠れし始めます。お客さまの生活に対するこだわりなどが形となって見えはじめるときでもあります。

サイディング工事
外壁を一枚一枚丁寧に設置します。
壁の通気層が良く解りますよね。

 

サイディング工事
2トーンの壁。上部には明るい色を。

サイディング工事

サイディング工事

サイディング工事

2トーンのサイディング
外断熱の性能を効率よく発揮することもあり、いわゆる直方体に近い形、つまり余計な突起物は避ける設計が多くなっています。
そこで、外壁を2トーンにして、外観の印象に変化を与える効果を狙うことがあります。
また、2トーンの色の下部を濃い色、上部を薄い色に配色することで、家としての安定感を感じさせる、配色効果もあります。

内部工事
壁の断熱工事。水に強いポリスチレンの断熱材で
温度のムラが生じない仕様になっています。

内部工事
ボードを止めたビスや、ボードの継ぎ目のパテ処理
クロス貼りの準備。

内部工事
対面キッチン部分。


内部工事
対面キッチン部分。

内部工事
下屋の屋根裏を利用した収納

 内部工事
クローゼット収納

ベランダ工事
笠木部分のシールは特に念入りに

収納
収納は、家を美しく保つひとつのツールといっても良いでしょう。しいては日々の生活スタイル、生活習慣にも影響を与えるといっても過言ではないでしょう。
こちらのH様のお宅は、小屋裏ではなく、土地の高低差を利用した床下部分の収納を取り入れています。
それによって、外に設置する物置や、収納を床下でカバーしています。

クロス貼り
パテ処理で表面を整えます。


クロス貼り
お客さまと一緒に悩んだ思い入れのクロス
を貼っていきます。

クロス貼り


クロス貼り
日常的に目に入るため仕上げは最新の注意を払う。

 クロス貼り

足場解体
外観の初お披露目。

外観
建物の右手に車庫と庭が予定されている。
 

吸気孔
外部からの吸気孔。

壁仕上げ材クロス
内装の壁材は、クロス、漆喰や、炭を使った壁材などがあります。
「自然素材」といわれている材料は、身体に影響を及ぼす化学物質の放出に対処した壁材となっている分、どうしてもコストアップに繋がることから、限られた予算の中での仕上げ材にこだわるよりは、しっかりと換気を考える方が身体(精神的)にとっても、コストの面でも良いと考えています。もちろん、予算の許す方には自然素材もお勧めと思います。
最近、コストの面でも、自然素材という点でも、非常に優れた商品を見つけました。
それは「和紙」です。光触媒を含んだ和紙の壁材、また、バナナ原草の繊維を使った和紙など、ひとことに和紙といっても様々です。
身体にも、予算的にも優しい素材であるため、自然素材をお考えの方がいましたら、ご提案したいと考えています。

外部配管工事

外部配管工事


 

 ベランダ工事

ドア吊込み工事
造りつけの収納部にドアを設置。

ドア吊込み工事

 ドア吊込み工事

障子取付工事
この障子は地窓といっても猫間障子。

障子取付工事


外構工事
まずは車庫部分の擁壁工事
 

外構工事

 

外構工事
車庫部の擁壁工事。
 

外構工事
割栗。大きな石を敷き詰めます。
 

外構工事

外構工事
車庫部を中心とした外構工事。土地の高低差があることから、擁壁(土留め)を必要としますが、この高低差が、設計内容によって、大きなメリットにもなります。
敷地の条件を熟知した計画的提案が求められ、知識や経験が生かされる場でもあります。

車庫擁壁工事
車庫部分の、お隣との境界に壁を造ります。

 
車庫擁壁工事

車庫擁壁工事

擁壁工事
お隣の土地との高低差の為の擁壁。
 

擁壁工事
外構工事は、道路やお隣と自分の家との境界部分に壁やフェンスを設けます。基本的には、家の敷地周りを囲うことになります。
H様邸は車庫を造りますが、お隣の家とも高低差があることから、しっかりと擁壁工事をする必要があります。
高低差の擁壁には、2mの基準があります。2mを超える擁壁の場合は、構築物としての建築確認申請が必要になりますが、2m未満の場合は、申請を必要としません。そのため2m以内に抑えられるかどうかが、擁壁工事の予算に敏感に反映されてきます。

外構
玄関に向かう階段部分。

外構
左写真の階段を道路側からパチリ。

外構
車庫部分。 

外観

外観
あとは外構を残すのみとなりました。

内装完成
和室。障子、窓などにこだわりました。

 内装完成


 内装完成
珍しい地窓の猫間障子。

内装完成


内装完成
リビングと一体型の和室  

内装完成
玄関からの視線の先には、
リビングと和室が広がっています。

内装完成



内装完成
リビングと和室の天井
吹き抜けと窓で、深呼吸したくなるような空間に。

内装完成 
リビングの吹き抜けから和室の地窓に
格子をつけて雰囲気づくり。

内装完成
優れものの蓄熱暖房機。

 内装完成
開放感の対面キッチン

内装完成

内装完成
2階踊場
格子にして視界が抜けるだけで、開放的に。

内装完成
洗濯干し室
雨の日、花粉の多い日の洗濯物はここで。

内装完成
天井には物干し用の棹を設置。


内装完成
晴れた日にはベランダでお洗濯。

内装完成
トイレはシンプルにしました。

内装完成
お風呂は、濃いグレーを使ってシックに。


内装完成
旦那様の書斎
こだわりの剥く板材で全てを統一

内装完成
2階のひと部屋


内装完成 
リビングのコーナー出窓
天井の梁を表しにし、木のぬくもりを感じるように。

内装完成
ビルトインクローゼットで部屋はいつでもすっきり。

内装完成
下駄箱スペースもちょっとした工夫が。

内装完成
階段脇の2階踊場。本来壁となる部分も収納を。

内装完成
本を入れてもよし、小物を飾ってもよし。

内装完成
パソコン用のカウンターと多目的の収納。
 

内装完成
屋根裏のスペースを利用した押入れ収納

建物完成!
H様邸は、12月27日に引渡しをし、新年を新しいお宅で迎えられました。慌しいお引越しとなってしまいましたが、新年のご挨拶に伺った際に、とてもご満足頂いているとの嬉しい言葉を頂戴しました。
写真をご覧いただいてもおわかりかと思いますが、収納、洗濯などの日々の利便性を追求しつつも、空間としての過ごしやすさも追求されました。飴色の木材を多く採用しぬくもりの感じられる空間になりました。白いクロスとの相性も抜群です。
と言っても、なんといっても一番の特徴は、本当に寒さの厳しい今の時期でも、家の中全体が、寒さを感じることが無く、快適にくつろぐことのできる外断熱で造られた空間があるということではないでしょうか。

外構
車庫部分の基礎

外構工事
基礎立ち上がりにあわせて
コンクリートでシンプルなアプローチに。


 

外構工事
玄関は道路に面していないので、
緩やかな階段で繋ぎます。

外観完成
外構も完成し、工事は全て完了!


外観完成


完成
建物の完成を追って、外構工事も終了し、全ての工程を無事に終えることができました。
道路に面する部分は、玄関まで家をぐるっと囲むコンクリートの階段になっているため、プライバシーの観点からも、道路と家の間に一呼吸置く、緩衝材的役割を果たしています。
手前みそですが、実際にお住まいのH様は、快適な生活を送られているとの嬉しい連絡を頂きました。
本当に嬉しい瞬間です。