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日本の住居

2021年3月28日

日本の住まいはいつごろからあって、どのようなものだったのだろうか。

後期旧石器時代から縄文時代(約1万5000年前)の竪穴(式)住居が最古級といわれる。
現代人にとっては教科書や遺跡の世界の話だ。

住まいとなる丸や四角いスペースを2mも掘って、穴自体を居所として
屋根から出入りをしていたもの、
スペースは数十センチと浅く掘り、4隅に柱を立てて、梁、垂木を組み、
上から芦や茅を葺いたり、土葺きにしたり、草などをかぶせて屋根にしたものなど、
地域や時代によって変わってくる。

穴を掘った土を周りに高く積んでいて、かつ屋根が地面につくぐらいまで
のびているので、雨は簡単に入らないような構造になっている。
また、炉もあって火を焚いていたこともわかっている。

これを聞くだけでも、住まいの根本は結局のところ同じなのではないかと、
より興味がわいてくる。