実際のお客様の質問その1
> ?柱の材質の件
> 最近の建物ではホワイトウッドの集成材を多用している
> ようですし、大きな心配をしているわけではありません。
> たとえば、杉の集成材等の値段もほとんど変わらないと
> 思いますが、ホワイトウッドが本当に柱の材料として
> いいものなのか、知識がないためよく判らないのです。
> 大手ハウスメーカーなどでは均質な材料を大量仕入れ
> する必要があって、ホワイトウッドを多用するので
> しょうが、こちらは1軒だけですので、かえって制約
> なく選択できると思っています。コストも含め総合的
> にパフォーマンスの良い物を選択したいと思います。
> (結果としてホワイトウッドが一番かもしれません)
> 外断熱だと湿気の問題が少ないことよく理解できます。
> それは選択の幅が広いという事にもなると思います。
■お答えです。
集成材については、色々な製品があるようです。
杉の集成材もありますが、少し強度に問題があるような
話を聞きました。
我々も、以前は、無垢の杉の柱を使っていましたが
その時点でも、柔らかい木肌と感じていました。
ただし、木の芯と言うのが無垢の柱にはありますので
縦方向の力には強いと思いますが、集成になると
芯が無くなった分、強度に対しては不安があります。
ホワイトウッドはエゾ松です。唐松の集成もあると聞いていますが
木に癖があり、加工に手間が掛かる分、金額が少し高いそうです。
どちらにしても、F 様も知っている様に湿気の少ない
工法を取っていますので、選択肢は確かに幅広く
用意されているということですね。
●私の考え
今の様に情報が散乱している社会で、色々な考え、疑問を持つということは
とっても大事な事と思っています。その中から自分の答えを見つけるということに
なると思いますが、柱の種類をもってしても、余りにも種類の多い事で迷われて
しまうのは当然と考えます。ただ、材料、材質にも適材適所と言うのがあって
湿気の多い場所には、湿気に強い材質を、湿気の少ない環境の部分に使用する
材質まで、ダメと判断するのはいかがなものかと考えています。
何故なら、それには必ずコストの面が影響します。必要以上にコストを掛けると
言うのは、日本人に一番必要な意識、「もったいない。」では。
外断熱工法の様に、湿気を極力少なく抑えている工法の、材質の選択肢は
かなりの面で自由だと考えています。予算も大事な要素ですからね。
