2006年5月

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2006年5月23日

上棟式の続きです

あまり長くなってしまって途中で終わってしまった、上棟式ですが、まだまだ一般的に知られていないことが沢山あります。鏡餅に関しては前回少し触れましたが、知ってますか?鏡餅を拾うことが出来ると、
拾った人が次に上棟式が、かなうと言われていること。つまり鏡餅を拾った人は自分の家が建てられるという事です。ちなみに鏡餅は包丁で切れ目が入っていて、何人かで取り合うようになっています。
(仕事を増やすための大工さんの営業手法かも、冗談です)それと鏡餅の中には、お金が入っている事も、(住宅資金の一部、 笑い・・・)。おめでたい行事の中の、尾ひれの部分と思ってくださいね。
 また、弓竹と一緒に立てる、五色の吹流し、これも不思議な古来の日本文化の一つかと思います。
なぜ、五色が、青、赤、黄色、白、紫なのか?これは驚き、中国の陰陽五行説からの由来か。

上棟式から、中国最古の陰陽五行説に繋がるとは誰も思って居なかったと思いますが。
日本の文化と言うものは少なからず、中国の影響があるという事かもしれませんね。
陰陽五行説と言うと、結構専門的な内容になるので、詳しくはわかりませんが、私の知る限りにおいて
説明しましと、中国最古の陰陽説とは、陰と陽、明るいか、暗いか、有るか、無いか、という事、つまり二つに一つ、どちらかと言う説で、この宇宙全体が成り立っていると言う説ですが、その後五行説と言う、
木、火、土、金、水の要素で世の中全体が動いていると言う説です。
そこで、先程の五色の吹流しの色に合わせてください。五行説を色にたとえると、木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=紫となりますが、この色が吹流しの色となっています。
そこで余談ですが、私がこの仕事の修行をしていて教えていただいたのは、色の順序が違っていました。それは、青、黄、赤、白、紫、という順序と教えていただいたのですが、どちらが本当かは・・・・・
色の順序と言えば、名のある家相の先生は、真ん中が紫で、西が黄色と言う先生もいます。
中国で生まれた五行説では、中心は中国であり黄砂の表現から、中心が黄色と言う説もあるように
私が、仕事のときに吹流しを造る場合、悩みのひとつになっています。
どちらにしても、自分が信じた方法が一番と思い込むことかも知れません。
最近では、なかなか見れなくなってしまった、五色の吹流しを探してみては。

2006年5月19日

上棟式って?

最近は本当に便利だなーって思います。知らない事、知りたい事をインターネットで検索すると
すぐに色々な方の意見、教えとともに、情報を簡単に手に入るようになっているんですね。
私は15歳の時からこの業界で仕事をさせて頂いていて、色々な経験をしてきました。
その一部を紹介したいと思いますが、これはあくまでも私個人の現場から見た考え方ですから
全てが正しいとは思わないで読んでいただければ。

私が若かった頃?何年前かは内緒にしておきましょう。
上棟式は、家族の方、親戚の方が本当に楽しみにしていた古き、良き祝い事だと思います。何日も前から準備をして、当日はお祭り騒ぎといっても過言ではないほどのはしゃぎようでした。近所の皆さんも大勢手伝いに来て、それは、それは大変なお祭りでした。
棟梁は、午前中に棟木をあげて、五色の吹流し、弓竹の飾りつけ、お祝いのお供え物と、準備に大忙しにもかかわらず、嬉しそうな顔で飛び回っていましたね。
最近ではあまり見ないと思いますが、弓竹の矢は、どちらを指していると思いますか?
鬼門の方向です。弓の矢で威嚇して、鬼を(魔)を近づけさせないためにです。その他にも、お餅の前にまく「おひねり」(お金のこと)は合計金額が3の数字で割り切れる金額にするとか、昔からの決まりごとが色々あるんですね
お餅をまくということは、上棟式のお祝いの象徴ですが、建て主の喜びをご近所の皆さんへおすそ分けすると言う意味と、工事中は宜しくお願いしますというご挨拶の意味があると言われています。
太田建設でも上棟式には出来る限りお餅をまくようにしていますが、四方餅、鏡餅は危険防止のためまきません。家族の安全を守る家を造るものとして、あらゆる場面での安全を一番に考えなくてはいけません。
そこで、小さなお餅1つを、それもその日の朝ついた、できたての柔らかいお餅を、紅白それぞれに分けて袋に入れて、まくようにしています。ですから、お子さんの頭に当たっても怪我をしないように工夫をしています。
こんなに、ながーい文章は誰も読んでくれないかも。。。
昔を思い出していたら、長ーくなってしまいました。この続きは、またにします。
とにかく、日本古来の文化を、危険、余分な出費などの理由で切り捨てられていく現状を寂しく、もったいなく思っている一人として、もう一度この部分には触れてみたいと思います。
もし興味のある方がいましたら、楽しみにしていてください。  上棟式の様子が見たい!>>>